地域がん診療病院について

 

がん拠点病院の制度と「地域がん診療病院」

厚生労働省は、がん対策基本法とがん対策推進計画に基づき、全国どこでも標準的な治療が受けられるように、「がん診療連携拠点病院」(通称、がん拠点病院)を整備してきました。国立がん研究センター病院を全国の中枢として、各都道府県に「都道府県がん診療連携拠点病院」を1箇所置いて、県内の2次医療圏ごとに「地域がん診療連携拠点病院」を配置する構想でしたが、「地域がん診療連携拠点病院」(通称、がん拠点病院)のない2次医療圏が全国に108箇所ありました。そこで、平成26年度に制度改正して、「地域がん診療連携拠点病院」の下に「地域がん診療病院」を設けました。

「地域がん診療病院」とは、その地域内で一定以上のがん診療の実績を持っているが一部のがん診療機能が不足している中規模の病院を、既存の「がん診療連携拠点病院」とグループ化して診療連携を密にすることで、不足している診療機能を補う体制が整った場合に認定されます。

三好病院は、徳島県から「がん診療推進病院」指定を受けて徳島県西部のがん医療を担ってきました。三好病院の改築にあたり「フルセットのがん医療」が提供できる病院を目指して平成26年8月に新築完成しました。徳島県の西部医療圏は、国の「がん拠点病院」制度の空白地帯でしたので、平成26年10月に申請して、平成27年4月1日より「地域がん診療病院」として指定されました。

徳島県の「がん拠点病院」一覧 (平成30年4月1日現在)

  1. 都道府県がん診療連携拠点病院
     徳島大学病院
  2. 地域がん診療連携拠点病院
     徳島県立中央病院(東部)、徳島赤十字病院(南部)、徳島市民病院(東部)
  3. 地域がん診療病院(平成26年4月に新設された制度)
     徳島県立三好病院(西部)・・・徳島県立中央病院とのグループ指定